RFID(英: radio frequency identifier)とは、ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指します。 従来のRFタグは、複数の電子素子が乗った回路基板で構成されていたが、近年、小さなワンチップのIC (集積回路)で実現できるようになってきました。 これはICタグと呼ばれ、そのサイズからゴマ粒チップと呼ばれることもあります。

普段、RFIDは2つの部分、RFID キー と RFID リーダー(センサー)があります。 このプロジェクトでは、RFID リーダーを使って、RFID キー にあるID情報を獲得します。

獲得したのID情報と記録したの情報が間に合わない場合、レッドLED点灯し、LCDで”Card not recognized! contact admin”を表示して、Arduino IDEのserial windowで”Card found – code: ** ** ** ** ** ” を表示します。 ‘** ** ** ** **’は5バイトのヘックスIDです。

獲得したのID情報と記録したの情報が間に合う場合、 マイクロサーボは180度回し(ドアの開けを模倣する)、グリーンLEDを点灯し、 LCDで”ID Found!… Welcome X!”と表示します。

鍵のヘックスIDコードはArduino IDEのserial windowで獲得できます。鍵のヘックスIDコードを獲得したら、「RFID_Simples_V3_English.ino」ファイルで line 25, 26, 27 の数値を取り替えしてくださいませ。

2 . 必要なデバイス

Arduino UNO R3ボード x 1 ;

マイクロサーボ x 1;

RFID 鍵とレシーバー;

圧電ブザー x 1

220 ohm 抵抗 x 2;

レッド LED x 1;

グリーン LED x 1;

I2C LCD x 1;

ブレッドボードとジャンパワイヤ;

3) 回路の組み立て(画像をクリックして拡大イメージを表示)

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RFID センサーpinとArduinoボードの接続方法:

RFID センサー Arduino
Reset D5
SDA D10
MOSI D11
MISO D12
SCK D13
GND GROUND
3.3v 3.3v

ArduinoとLCD(i2c) pin の接続方法:

I2C LCD Arduino
SDA A4
SCL A5
VCC 5V
GND GND

ArduinoとLED、マイクロサーボの接続方法:

device Arduino
Red LED long leg D3
Green LED long leg D2
servo signal(orange line) D9
servo VCC(red line) 5v
servo GND(brown line) GND
Buzz VCC D8

4)ソフトウエアのインストール

https://osoyoo.com/driver/ArduinoRFID.rarをダウンロードして、rarファイルを解凍して、”ArduinoRFID”フォルダに”library”フォルダがあります。”library”フォルダですべてのフォルダをArduino IDE\libraryに導入してくださいませ。

5) – LCDのI2Cのアドレスを探す
常識ですが、デバイスはコマンドの受信やメッセージを送信のため、I2C アドレスがありますね。 Arduino Uno ボード の場合、普段は0x27というアドレスがありますが、 0x37,0x24 ….,などに変更した事もあります。そのため、I2C アドレス探しましょう~

ic2_scannerというファイルをダウンロードして、 Arduino IDEにロードしてくださいませ。Arduino IDEの操作画面で「Tools」-「serial monitor」を開いて、I2Cアドレスを表示できると思います。
普段は0x27ですが、異なるの場合も御座います。

ic2scanner

次のstepに必要ですので、表示されるアドレスを記録してくださいませ。

5)プロジェクトを動作する
“ArduinoRFID”フォルダで「RFID_Simples_V3_English」フォルダがあります、「RFID_Simples_V3_English.ino」 ファイルをArduino IDEに開けて、ファイルでのI2C addressを先ほど記録したの数値を変更して下さい。

changei2caddress

コードをArduino IDEにロードしてくださいませ。ロード完了したら、serial windowで下記のように、表示します。(画像をクリックして拡大イメージを表示)

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RFID 鍵をセンサーにタッチしたら、下記のように表示します(画像をクリックして拡大イメージを表示):

48

次のSETPに必要ですので、上記の実際のcard codeを記録してくださいませ。

8)サンプルコードでのcard codeを先ほど記録したの数量を切り替えして下さい。(例: card code: 75 C0 D0 65 00,
サンプルコードに 0x75,0xC0,0xD0,0x65,0x00を編集して下さい。):

changecode

9)有効なRFID 鍵をセンサーとタッチしたら、ArduinoIDEのSerial Monitor窓に下記のように、表示します:

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マイクロサーボは180度回して、ブザー1回鳴り、グリーンLEDを点灯します。

IMG_20160704_171027