はじめに

このレッスンでは、マイクロビットでアクティブブザーの使い方を紹介します。ボタン “A “を押すと、ブザーは鳴り続け、ボタン “B “を押すと、音が消えます。

必要な部品

次の部品が必要となります。

ブザーについて

ブザーは、一体型電子ブザーの一種で、直流電源を使用しており、コンピュータ、プリンタ、コピー機、アラーム、電子玩具、車載用電子機器、電話機、タイマーなどの音声用電子製品に広く使用されています。

ブザーは、能動的なものと受動的なものに分類されます(次の図を参照)。2つのブザーのピンを表にすると、基板が緑色のものがパッシブブザー、黒いテープで囲ったものがアクティブブザーとなります。

アクティブブザーとパッシブブザーの違いは、以下の通りです。

アクティブブザーは発振源を内蔵しているので、電気を流すと音が出ます。

アクティブブザーには発振源が内蔵されているので、電気を流すと音が出ますが、パッシブブザーにはそのような発振源がないので、直流信号では鳴らず、周波数が2K~5Kの矩形波で駆動する必要があるのです。

また、発振回路を複数内蔵しているため、パッシブ型に比べて高価なものが多い。

注意 アクティブブザーは発振源を内蔵しているので、電気を流している間は鳴るが、一定の周波数でしか鳴りません。

例として

先に述べたように、赤の端子はPIN 0に、黒の端子はGNDに接続されています。

もし、お持ちのブザーに赤と黒の端子がない場合は、単純に+veと-veという2つの端子があります。また、一般的には大と小がありますが、大の端子をmicro :bitのPIN0に、小の端子をmicro: bitのGNDに接続します。

作成したスクリプトをMake code上で実行する

以下のコードをコピー&ペーストするか、エディタウィンドウの右上にあるオープンアイコンをクリックして、ご自分のMake Codeエディタで編集してください。また、コードウィンドウの右下にあるダウンロードボタンをクリックして、このサンプルをダウンロードすることもできます。

MICROPYTHON

アップロードが完了した数秒後に、ブザーが1秒間鳴ります。”A “ボタンを押すとブザーは鳴り続け、”B “ボタンを押すと音が消えます。