はじめに

LEDは小型で強力な照明であり、様々な用途に使用されています。ここではまず、LEDの点滅させるマイクロコントローラーと回路の基本を説明致します。「Hello World」レッスンを行っなたので、次のこのステップは、簡単な事の様にですが LEDを点灯、消灯させます。大したことではないと思われるますが、この重要なベースラインを確立することは、より複雑な実験に向けての確固たる基礎を与えてくれます。

必要な部品

次のパーツが必要です。

1x micro:bit

1x マイクロB USBケーブル

1x マイクロビット・ブレークアウト(ヘッダー付き)

1x ブレッドボード

1x ジャンパー・ワイヤー

1x LEDモジュール

micro: bit ブレークアウトの紹介

micro: bitの機能を拡張するために、micro: bit用にブレイクアウトを開発しました。

このブレイクアウト・ボードを使えば、micro :bitのエッジ・コネクタで利用可能なすべてのピンを、より簡単に使いこなすことができます。また、グランドとVCC(3.3ボルト)も使いやすいようにしています。

ブレイクアウトボードピンは、ブレッドボードのピンと並んでいます。ブレッドボードの両端で回路を試作するのに十分なスペースを確保するため、このブレイクアウトにはフルサイズのブレッドボードを使用することをお勧めします。また、耐久性を考慮して、ブレイクアウトのピンはブレッドボードの半分程度まで挿入し、micro :bitを挿入したり引き抜いたりする際に、ボードの下にサポートがあるようにしてください。

LEDの紹介

LED(Light-Emitting Diode)は、一方向にしか電流を流しません。LEDを一方通行の道路と考えてください。LEDに電流が流れれば、光ります。

LEDを見ていると、その足の長さが異なることに気がつきます。長い方の足、は陽極側で、電流がLEDに入れる方です、このピンは常に電源+側に接続する必要があります。短い方の足、は「カソード」側は、電流の出口です。短い足方は常にグランドへの経路に接続する必要があります。

LEDは、電流をどれだけ流すかが重要です。電流を流しすぎると、LEDが焼けてしまいます。LEDに流す電流を制限するために、電源とLEDの長い足の間に抵抗を使用します。これを電流制限抵抗と呼びます。micro: bitでは100Ωの抵抗を使用します。そのために、キットには100Ωの抵抗器が1袋入っています。

 

ハードウェアの接続

ハードウェアを接続する準備が整いました。下の配線図と接続表で、すべての接続方法を確認してください

極性のある部品は、一方向にしか回路に接続できません。

注意:LEDに注目してください。LEDのマイナス側は短い方の足で、平らなエッジが付いています。

LED drawing

実験用の配線図

LED Module Micro Bit Breakout
GND/- GND
VCC/+ 3.3V
​IN P0

スクリプトの実行

以下のコードをコピー&ペーストするか、エディタの右上にあるオープンアイコンをクリックして、ご自分のMake Codeエディタで編集してください。また、コードウィンドウの右下にあるダウンロードボタンをクリックして、このサンプルをダウンロードすることもできます。

注:Make Codeのプログラミング環境とシミュレーション回路を利用するには、広告/ポップアップブロックを無効にする必要があります

コードの注意

今回実験のコードブロックを見てみましょう。

コードが見づらい場合は、画像の上をクリックすると見やすくなります。

Code to Note: Exp 1

ずっと

「ずっと」ブロックは、そこに挿入された他のコマンドブロックも同じ様にいつまでもループさせるブロックです。上から順番にコードを実行されて、最後のコードが終われば、再び上から順番に実行されます。

入出力端子

「入出力端子」カテゴリーの「デジタルで出力する端子」ブロックは、ピンをオンまたはオフにすることができます。コントロールしたいピンをドロップダウンして、ピンの状態を1オン、0をオフとして変数にいれて選択して使用します。好きであれば「true」と「false」のブール値を使用することもできますが、このガイドの中では0と1を用います。

一時停止

「デジタルで出力する端子」ブロックで、「一時停止」せずにピンをオン/オフするだけでは、LEDの点滅が非常に速くなってしまいます。「一時停止」ブロックは、micro bitをスローダウンさせ、物事が起こるタイミングをコントロールすることができます。このブロックは、マイクロビットを一時停止させたり、ミリ秒の時間単位で数値を指定してその間次のコードの実行を待機させたりします。このブロックは、あなたのコードのストップライトと考えてください。

 

見えますか

LEDが1秒間隔で点滅しているのが見えるはずです。点滅しない場合は、正しく配線接続されているのか、またコードは正しく記述されているか、確認して上で再度ボードにアップロードしてみてください。または「トラブルシューティング」のセクションを参照してください。

トラブルシューティング

LEDが点滅しない

回路が正しく配線されているか、また、正しくLEDのピンの足の長い方を信号端子SIG、短い方がグランドGNDに接続されているかを確認してください。

まだ成功しない

回路が壊れてしまっては元も子もありません。弊社宛にメールまたはコメント欄にメッセージをお寄せください。