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敬礼!
このゲームは、プレイヤーが手札からカード(番号は見ずに)選択し、引いたカードを相手に見えるように額において敬礼の号令とともにカードを表示します。互いに相手の番号が見えるのでヒントを元に、先に自分の番号を当てたほうが勝つゲームです。基本的には3人以上でするゲームです。カードを持っていない人は、場に出ているカートの数値を把握できるので、カードを足し算するか掛け算するかなどして計算した値をヒントとして出し、自分の番号を把握して先に当てたプレイヤーが勝利します。
チュートリアル7でおこなう作業
- 学校のオリエンテーション活動や頭の回転を高める教育など、グループ活動の一環として最適です。
- マイクロビットを使った数学のゲームです。ゲームに必要なコーディングと必要なステップを解説します。
- マイクロビットのLEDに乱数を表示するソースを作成します。
- ゲームに勝ったら勝利ポイントが加算されるソースを作成します。またゲーム中にマイクロビットとバッテリーを保持するヘッドバンドを作ります。
- 下記リンクに動画でゲームのルールが解説(英語)されていますので参考にしてください。
用意するもの
- 2~3個のUSBケーブル付きマイクロビット本体とバッテリー
- 紙と鉛筆
- マイクロビット本体とバッテリーを保持するためのヘッドバンドを作成するための材料
ゲームのコーディング
2人でプレイする場合
- 敬礼の動作を行うことで、乱数が表示されるようにプログラムされています。敬礼の動作がゲームスタートの合図となります。
- 数値が0もしくは0<1の場合は再度繰り返すソースを含めます。
- ランダムの数値が9より大きい場合は、再度表示させるようにループを含めるか、または別の方法で数を再表示します。
3人でプレーする場合
3つのマイクロビットを使用しますが、3人目の方はAおよびBボタンを使用して、数値を表示できるプログラムが作成されています。
番号カードを作る
0から9の乱数を選択します。
プログラムのリンク:https://makecode.microbit.org/_8umczqgqghPU
1から9の間の乱数を選択します。
プログラムのリンク:https://makecode.microbit.org/_Vve3Uqgx0D2t
プログラムのリンク: https://makecode.microbit.org/_Vve3Uqgx0D2t
スコア保持
スコア保持のプログラムは、ボタンAまたはBが押されたときにプレーヤーに1ポイントを追加します。A+B
を押すと現在の勝者と得点が表示されます。スコアはマイクロビットを反転することでリセットされます。
プログラムのリンク:https://makecode.microbit.org/_M2ohJfiz015s
ゲームプレイ
ゲームが始まる前に、何ラウンドプレイするか決めてください。また、同点の場合、両方のプレイヤーがポイントを獲得するか獲得しないか決めます。
- マイクロビットを直接頭にあてて参加する人をプレイヤー1と2とします。プレイヤーは額にマイクロビットをあてて、他のプレイヤーのマイクロビットに表示されているLED表示を見ることができます。ちなみに自分自身のLED表示を見ることはできません。注:参加人数分のヘッドバンドを用意する必要があります。
- 3人目のプレイヤーは、プレイヤー1とプレイヤー2の両方のマイクロビットを確認出来る場所に位置にいる必要があります。
- プレイヤー3「敬礼!」の合図とともに、プレイヤー1と2は互いに敬礼します。そうすることで、マイクロビットは敬礼の動作を感知し、乱数がLEDに表示されます。
- プレイヤー3の人は、プレイヤー1と2に表示されている数字を素早く計算(足し算、引き算など)して結果を各プレイヤーに伝えます。
- プレイヤー1と2の人は、プレイヤー3の人が言った数値を参考に先に回答したほうが勝ちとなります。また偶然を回避するためには、プレイヤー3が言った値となる過程を説明することで正確な回答となります。例えばプレイヤー3の人が掛け算で合計を12と言った場合、プレイヤー2の人が6であれば「2×6」で12と言った具合です。
- プレイヤー3の人は得点をカウントする機能が有るので、プレイヤー1の人が勝てばAボタンを、2の人が勝てばBボタンを押す必要があります。ちなみに3つマイクロビットを用意していない場合は紙などに得点を控えておきましょう。
- プレイヤー3の人がマイクロビットを使っている場合、ゲーム終了時に、両プレイヤーの合計得点はマイクロビット本体に表示されます。複数のラウンドをプレーする場合は、紙などに控えて、トーナメント方式などで楽しみましょう。
プレイの時間が有る場合、各プレイヤーは役割を交代することで、繰り返し楽しむことが出来ます。
4人でプレーする場合
- 4人で楽しむ場合は、プレーヤー3は「敬礼!」と2枚のカードの合計などの値を言います。4人目の方は中立の立場としてスコア係となるか、もう一台マイクロビットを追加することで、プレイすることも可能です。ただし3人が参加する場合にはプレイヤー3の方のマイクロビットではスコアを保持することが出来ないので、紙などにスコアを記載して楽しみましょう。
- 年長者は参加者の学力レベルに合わせて、ゲームを進行してください。またルールーなども分からなければ教えてあげてください。
- 2つのマイクロビットのみを使用する場合は、使用している1つにスコアを維持するコードを追加することで、AおよびBボタンを使用してスコアを保持します。参考資料
敬礼:計算の応用力を高めるゲームです:本来はカードを使って遊ぶゲームです。
一例として、どのようにプレイしているか次のURLから確認してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=DJBMbSUGZsc
敬礼をプレイする方法!
この数学のゲームは、Vicky Sedgwickのご協力によるものです。このゲームはTodd Lashによって作成されたオリジナルのゲームコンセプトに基づいていますVicky Sedgwick. Todd Lash。